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自ら光り輝ける人になります。

祖父の葬式

 

 

 

こんばんは、まじょです。

 

 

なんかいつのまにか3月になっている。

師走より師走だね。は〜、、、

日々を大切に生きなきゃなと思いつつ難しいですね。

 

 

人の死は突然で、祖父が2月26日に亡くなりました

それまで知らなかったよね、歳なんて。

84歳だったそうです。

 

 

祖父とは離れて暮らしていましたが

実家にいるよりもおばあちゃんの家にいるのが好きな

おばあちゃん子だったわたし。

 

口数は少ない祖父ですが、いつも優しく笑ってて

水泳の送り迎えしてくれたり、一緒にお昼寝したり

よく喋るばあちゃんとは対照的な感じだったけど

安心感があって、大好きでした。

 

 

おばあちゃんは

喋る人がいなくなっちゃう

ってしょんぼりしてた。

長年連れ添う人の死ってどんななんだろう。

 

 

 

 

わたし自身葬式に行くのが生まれて2回目。

初めて行ったのが5歳の時、ひいおじいちゃんの葬式

 

物心ついていたとしてもほぼ記憶なし。

なんで、まじまじと葬式ってこんなもんなんだと驚きました

 

 

 

まずね、死んだ人をじっくり見て触るという行為

これ、かなり抵抗ありましたね。

 

顔にかかった布をめくって見てみると

生きてないんですね。

見てわかる、あ 死んでいるって。

顔が黄色くて 肌が乾いていて 触ると冷たい。

 

 

何日か前に読んだ本を思い出しました。

人間は生きている限り新しい細胞を作り続ける

それが生きるということだ。

なんかの理科の本に書いてました。

 

細胞が更新されていない。

止まっている ってのが死なんだな、と感じました。

 

授業でやったなこの前、

消費者だった人間は、分解者によってこれから

有機物→無機物に変化していくんだな。

 

ってね、死んだおじいちゃんの前でそんなこと思ってました。

 

 

あと、一番ぐっときた場面。

火葬する直前だね。

 

死んでいるのはわかっていつつ、まだ肉体がこの世にある

それがこの焼却炉の扉が閉まってまた開いた時には

肉体は焼かれ、煙になり、残るのは骨だけ。

 

なんなんだろうね、あの虚無感。

祖父が扉の奥に入れられて扉が閉まるあの時間

すごくゆっくり動いたように見えて

涙がぽたぽた溢れてきた。

 

 

意外なのは

骨になってしまうともう、悲しみはほとんどない

ないって言ったら変だけど、骨を見て

祖父 っていう感じが全然しないからだと思う。

 

 

あー これが大腿骨ね、肋骨ね、

って拾ってました。

 

 

 

 

あとは箇条書きで思ったこと

・お経長い

・声高い坊主と声低い坊主のハーモニー

・お焼香人によって様々

・うちの家紋はまるにもっこ

・おじいちゃんハゲの家系で怖い弟

・いとこ久々に会ったらかなり肥えてた

・甥っ子全然懐かない

・家族4人久々に揃って話ができた

 

 

 

そんな感じでした。

おじいちゃん、今までありがとう。

これからも見守っててください。