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自ら光り輝ける人になります。

コンビニ人間

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コンビニ人間  村田沙耶香

 

 

 

私が本を読むときって移動の時が多いんです。

実家と住んでる場所がかなりの時間なので

本を読んで過ごす事がほとんどです。

後はだいたい寝てます。

 

 

そんなとき、書店でこの本を見かけました。

芥川賞を取ったばかりでのぼりやポップで大々的に

アピールされていたのを覚えています。

 

 

あーこれ絶対おもしろいやつだ。

 

 

って思いながらも

それをすぐ読んだらミーハーだ!なんて

変な意地で手に取らないでいました。

 

 

しかしふとしたきっかけで

ある人から読んで欲しいとこの本を渡されました

 

 

移動時間なら集中して読めるのですが

日常の中で読書をする時間を作って読むのって大変だなと実感

 

 

それでもなんとか読みました。

借り物なのに時間かかってごめんなさい。

 

 

 

 

※ネタバレ含むので嫌な人は読まないでください

 

 

このポップな表紙とは裏腹に現代社会が綺麗に描写されています

 

コンビニって便利ですよね。

値段高いってわかってるのに行っちゃうあの感じ。

 

 

主人公の普通じゃない感。

普通じゃないって言うとちょっと違うのかな。

異質感?一般的ではない感?同じか。笑

 

 

この歳になったら結婚するのが当たり前

この歳になったら就職するのが当たり前

 

 

それを押し付けられている日本人。

当たり前がわからない主人公は

なにもかも規則的でやることが決まっているコンビニでしか生きられない

 

 

 

私はこの当たり前を押し付けられるのが

はちゃめちゃに嫌いです。笑

自分のいいと思う事が一番。

これも危険な考えなのはわかってますけどね。

 

小さい時はやることがすべて上から決められている

親から先生から

今日は〇〇をしますよ。って。

 

最初はそれが心地よかったけど

今は誰かに決められて動くのが苦痛になってくる。

 

自我?自分の気持ちがハッキリした今

それに従わない手はないですよね。

周りに合わせるのがあまり好きではない人間の偏った思想です。笑

 

 

 

 

この主人公の当たり前が分からない気持ち。

これを知ることで、あぁ、やっぱり結婚とか仕事とか押し付けられてるよな。

って、気づくきっかけがあります。

そうじゃなきゃ押し付けられてることも気付かないでそれこそ当たり前になってしまっているよね。

 

 

日本人だけか知らないけど

人は流されるし、その方が楽だと思う。

 

でも私は楽じゃなくても

誰かに押し付けられても

自分の好きなように、自分で考えたように生きたいです。

 

 

学んだこと

①日常的に本を読む時間を取るのは大変だ

②当たり前だと思ってもそれを押し付けるのは考えもの

③私は私の生き方が良いと強く実感

 

 

 

月2冊ノルマいけるかな〜〜!笑